【英検1級】楽しく音読して英語脳を育てよう!
CEFR-C1レベルの語彙を「使える」レベルでマスターし、豊富な実践例とエクササイズで表現力を高めるシリーズ
今回のストーリーは、
"Quiet Glow"
- あなたを現実に引き戻すもの -
想像力豊かに、感情豊かに、イメージから声を出し、思考と英語の一体化を行います。
今回のキーワード
音読してからもう一度見てみてみましょう!単語の意味をはるかにイキイキとイメージできるようになっていますよ😊
KEY
WORDSは、主にOxford 3000 及び 5000 を参考にしています。
Vocabulary Quiz 単語クイズ
フラッシュカードで英→英の脳トレに挑戦してみましょう!
Reviewで未✔のみ復習。全て✔すると終了です。
Reset&Shuffleで最初からランダムにやり直せます。
解説・エクササイズ
キーワード・キーフレーズの解説と、アウトプットトレーニングです。
声に出してマスターしちゃいましょう!
→ ヒント付
→ ヒントなし
→ 英文非表示
🐱→リセット
隠れた部分をタップでon/offして答えをcheck!
スラスラ言える毎にLEVEL UP!✨💯
⭐英文丸ごと再現する場合のコツ⭐
(タップで表示)
😎慣れてきたら英文を非表示にしてチャレンジしてみましょう!
迷ったら吹き出しをタップすると表示をon/offして確認できます。
✅このとき、和訳はあくまで手がかりに、音読した時のイメージを呼び覚まして声にするのがポイントです!
💡日本語からの英作文も最初は良い練習になりますが、最終的にはイメージから直接英語で表現できるようになると、瞬発力、応用力、ナチュラルさが段違いです。
🎬何度か音読してイメージとセリフが一致してきたら、英文の前に短い一言や状況説明がありますので、それを情景を思い起こす "cue"(合図、きっかけ)として、英語で演じるつもりで声にしてみてください。
👍英文を完全に再現できれば素晴らしいですし、一文字一句同じでなくとも大丈夫!自分なりにアレンジしてもOKです!
💪そこに自由に自分のセリフを付け加えたりツッコんでみるのもよいトレーニングになりますよ。
🤔「このシチュエーションなら私なら何て言うかな?」と自由に声にしてみるのもいいですね。
✨間違えたとしても気にしすぎず、どんどん声に出していくのが上達の近道です!
contemplate:
「じっくり考える」「熟考する」
単に「思う(think)」よりも深く、じっくり考えるニュアンスです。
"tummy"(ぽんぽん)"poo-poo"(うんち)"night-night"(ねんね)などのことです。
"in a baby voice"と言う場合もあって、こちらは赤ちゃんを前にしてつい声が高く甘くなってしまう現象です。
文字にすると"Who's a gooood boyyy? I love youuuuuuuuu."(いい子だねぇ~⤴⤴♥♥大好きだよ~~⤴⤴♥♥)みたいな感じでしょうか😁
lighting unit:
「調光ユニット」「照明器具」
"unit"は、「装置(設備)一式」という意味です。ランプやシェード、配線などまとめたニュアンスで、単に"lamp"と言わずに、このランプについて、じっくり分析している感を出しています。
rhetoric:
「(説得のための)修辞」 「美辞麗句」
ここでは「マーケティング上の大げさな宣伝文句」という皮肉なニュアンスで使われています。
"save A B"で、「AにBを免れさせる、不要にする」という意味に近い口語的な表現です。
"You saved me trouble."
(あなたは私に面倒を免れさせてくれた=手間を省いてくれてありがとう)
dub:
「~と呼ぶ」「~と称する」
その人や物の特徴を上手くとらえた名前を付けることです。今回のように少し皮肉を込めたり、変なあだ名をつける時によく使われます。
overreach:
「やりすぎ」「行き過ぎ」
文字通りの意味は「手を伸ばしすぎること」ですが、「無理をしすぎて失敗する」という場合や、「権限を越えてやりすぎる」といった文脈で使います。
エピソードでは、単なる照明器具を「ウェルネス・コンパニオン」と呼ぶのは言い過ぎだ、という意味です。
sole:
「唯一の」
"sole survivor"(唯一の生存者)"sole purpose"(唯一の目的)のように使われ、"only"よりも「それ一つに限られ他にはない」ニュアンスが強い言葉です。
sense:
「感じる」「感じ取る」
"feel"が主観的(五感で感じたり、感情的な感覚)なのに対して、"sense"は周りの状況や雰囲気から、「なぜかは分からないけどそう感じる」というニュアンスです。「センサー」のように、直接触れていなくても何かを察知するイメージです。
矢印で表すと、feel: 自分 ⟲ 自分 / sense: 外の世界 ➔ 自分 という感じです。
commence:
「開始する」
"start"や"begin"よりもフォーマルで形式ばった言葉です。
式典や軍事作戦の開始といった文脈で使われ、「いざ執り行わなん!」という雰囲気です。
日常で使うなら、一大イベントの始まりだ!というドラマチックな演出になります。
💡大学の卒業式のことを Commencement と呼びますが、終わりではなく、新たな「始まり」を意味する素敵な言葉です。
"Double check."は、完璧を期すために「二重に確認」を済ますことです。
🔸Let ... commence!:直訳は「~を始めるのを許可する」ですが、「~を開始しましょう!」という大げさな表現です。
deliberate:
❶「意図的な」❷「慌てず慎重な」
今回のエピソードでは「ゆっくりと、慎重に、まるで計算されたかのように」というニュアンスです。
transition:
「移行」「変遷」
動詞として「段階的に変えていく」という意味でも使われます。
copper hue:
「銅色」「赤茶色」
"color"(色)が色そのものなのに対して、"hue"(色合い)は、その色が持つ固有の色味やニュアンスという意味です。ここでは「銅の持つ繊細な色調」という感じです。
stage:
「上演する」「演出する」
実際にステージ(舞台)の上でなくとも、何かをドラマチックに、人目を引くようにやって見せる場合にも使い、「わざとらしくやってる」という皮肉を込めて使われることがよくあります。
tribute:
「賛辞」「追悼」
スピーチや贈り物など、誰かに敬意や感謝を示す行動のことをいいます。
生きている人だけでなく、亡くなった人や過去の偉人に対しても使われるので、厳粛な響きがあります。
次のような熟語でもよく使われます。
🔹pay tribute to...(~に賛辞/敬意をささげる)
🔹in tribute to...(~への敬意を表して)
🔹as a tribute to...(~への(敬意を表す)贈り物として)
closure:
何かを"close"(閉じる)して、完結させることで、次のように使われます。
❶物理的な「閉鎖」「封鎖」
工場や支店などが閉鎖する場合や、道路工事で道が封鎖されているといった場合に使われます。
factory/branch closures(工場/支店の閉鎖)
road closures(道路封鎖)
❷「(心の)決着」
辛い出来事に対して、納得し、完全に気持ちに整理をつけることです。
💡エピソード中の"day's closure"は、閉鎖でも心の決着でもありませんが、一日の活動が静かに終わりを迎えることを比喩した文学的な表現です。
synthesis:
「統合」「合成」「(異なる要素の)融合」
本来は化学や学術的な文脈で使われますが、ここでは知的に「絶妙な組み合わせ」という響きを出しています。
塩味やスパイスの効いた美味しさを表します。「甘い」ものには使いません。
deep, settling tranquility:
「奥深く、徐々に染み渡るように定着していく静けさ」
"settling"は、"settle"(定住する、解決する、落ち着く...など)の現在分詞で形容詞として使われ、「徐々に安定していく、平穏な」というニュアンスです。
次に続く「ほこりがランプにそっと落ちて定着している」様子との対比と考えると面白いです。
induce:
「~を引き起こす、誘発する」
"cause"も「引き起こす」と訳せますが、"cause"は直接的、"induce"は間接的なイメージです。
"induce"は専門的(特に医療の分野で使われることが多いため)な響きがありますが、日常的には "cause" を使ってもほとんど同じ意味で問題ありません。
Pills for seasickness often induce/cause drowsiness.
(乗り物酔いの薬は、しばしば眠気を引き起こす。)
仮に、「薬に含まれる抗ヒスタミンが眠気を引き起こす」というなら、直接の原因が「抗ヒスタミン成分」であることがはっきりしているので、"cause"がぴったりです。
👉 The antihistamine(抗ヒスタミン) in the pills often causes drowsiness.
エピソード中の"induce"は、ランプが薬のように作用して「静けさ」という心理状態をもたらしたことを上手に例えています。
mundane:
「ありふれた」「日常的な(つまらない)」
普通過ぎたり、平凡過ぎてつまらないことを意味します。
音読してモノにしよう!
練習のステップ(タップで表示)
音読を実践での応用力へ変えるコツを紹介します。
詳しくはこちらもご覧になってください。
音読が効果的な理由と、劇的に効果の上がる方法
"Let's make it heard!"(さあ、声にしていこう!)
- まずは音声を聞きながら内容を理解しましょう。
- 分かりにくいところは和訳や解説を参考に、情景や登場人物の気持ちを生き生きとイメージしましょう!
- 全体像がつかめたら、Read Aloud!
- ターゲットとなるC1の単語が空欄になっていますが、ここでのポイントは、 「情景や気持ち→Englishに」を繰り返して、空欄でもつまらず言葉が自然と口をついて出てくるようになることです!
- そして、一番大切なのが、オスカー俳優、あるいは有名ナレーターになったつもりで楽しむことです😁✨
- 言葉に迷ったら、空欄をタップして確認してください。
- 想像力豊かに、感情豊かに、イメージから声にしていくことで、英語脳が育ち、スピーキング力がアップしますよ!
- 今の自分にちょうどいいレベル、もしくは少し易しめのレベルから始めるのがおすすめです!
音読の最後には、あなたへの質問がありますので、ぜひ自分の意見を英語で答えてみましょう!
もし上手に言えなかったとしても気にしない!自分から英語で意見を言おうとする気持ちそのものが、英語で考え、英語で話す力を育てます!
解説・エクササイズ:
その他の重要語句の解説です。
さらに、クイズ形式でキーフレーズのアウトプット練習ができますので、表現の引き出しを増やしていきましょう!
Vocabulary Quiz:
英語のクロスワードを解く感覚で楽しんでください!
あえて日本語を介さないことで英語でイメージするクセをつけましょう!
仕上げ:
楽しく、感情豊かに音読を繰り返したあなたは、今や舞台でよどみなく演じる役者のようです!
最後に、台本(和訳)を元に「英語で演じて」みましょう!和訳はあくまで手がかりとして、一文字一句同じでなくても大丈夫。音読した時のイメージを呼び覚まし、声にする感覚を楽しみながらチャレンジしてください😊
品詞は次のように色分けしていますので、音読の際の手がかりにしてください。
n:名詞 adj:形容詞 v:動詞 adv:副詞 other:その他
phrase:熟語
音読の最後にあなたへの質問があります。自分の意見を英語で答えてみましょう!
#12 Quiet Glow
和訳(台本)
楽しく、感情豊かに音読を繰り返せたあなたは、今や舞台でよどみなく演じる役者のようです!
台本(和訳)を元に「英語で演じて」みましょう!和訳はあくまで手がかりとして、一文字一句同じでなくても大丈夫。
音読した時のイメージを呼び覚まし、声にする感覚を楽しみながらチャレンジしてください😊








